2011年07月11日(月)
現場 :Y様邸 さいたま市大宮区土手町
作業内容 :外壁仕上げ塗り
今日の一言:「本日は外壁の仕上げ塗りです。死活に塗りあげていきます!
応援の田中さんは190㎝。ボクは182㎝。トーエィいちの長身コンビです。」
現場 :M様邸 さいたま市南区大谷口
作業内容 :外壁サイディング目地のシーリング打ち替え
今日の一言:「梅雨明けして、毎日本当に暑いです。熱中症に気を付けて作業します。」
TEAM 作業着は基本白 大塚 茂木
現場 :Gメゾン N様邸 板橋区成増
作業内容 :木部鉄部の塗装
今日の一言:「外壁との見切りを美しく仕上げます。」
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皆さんこんにちわ!先日とうとう梅雨があけました!
今年の梅雨も、思った以上に作業に影響がなく、その分お客様へのご負担も少なく済んでホッとしています。
近年の梅雨は、なんだか梅雨らしくない梅雨が続いている気がしますね。
私がまだ見習いの頃(16年前くらい)の梅雨は、シトシト雨で1週間も作業が出来ない日が続く事もありました。
最近はそんなことはまずないような気がしますね。
環境が大分変ってきているのですかね?
では今日は、大分時間がかかってしまった・・・、『M様邸の最終工程』です。
ホントに長くなってしまいました・・・。M様、誠にすいません・・・。
では、ベランダ床のFRPトップコートです。
初めにケレンです。
ペーパーサンダー(研磨機)を使って、FRPの表面に細かいキズを付けていきます。
FRPはとても硬い塗膜で、性質上そのまま塗っては塗料の密着性が良くありません。
ですので、細かいキズを付けて塗料の密着性を高めます。
最近はFRPを使われているベランダ床が本当に多くなってきました。
FRPとはよくボートや、浴槽などに使われている資材です。
次に拭き取りです。
ほうきで掃いただけでは、研磨の際に出た粉を取りきれませんので、アセトンというシンナーで拭き取りをします。
そして、プライマーです。FRP専用のプライマーです。
そして最後にFRPのトップコートです。
実はFRPというものは、非常に取り扱いが難しい塗料なのです。
材料は2液型で、2種類の材料を混ぜて作りますが、その分量をとにかく正確に配合しなければいけません。
なんと、スポイトを使って量を計り、そして完璧に撹拌(かくはん・混ぜる事)しなければいけまん。
材料の配分を少しでも間違えると、硬化不良という現象が起きてしまい、固まらなかったり、また煙を上げて一瞬で硬化してしまったりと、とてもデリケートな材質なのです。
また、気温や、床温度などの影響も受けやすいです。
そして、FRPトップコートはプライマーを入れて2回塗りが基本です。
とても固い塗膜なので、厚塗りは割れの原因になるからです。
次は付帯工事です。
M様邸の外壁には、使っていないクーラーホースの穴が数か所開いていました。
埋めるか、カバーをするかで検討されたところ、今後使うかもしれない事を考慮されて、カバーをすることにされました。
カバーを付けて、雨水が入らないようにシーリングで廻りのすき間を埋めて、外壁材でタッチアップします。
次に、
ベランダ・テラスの雨樋取り付けです。
もともと雨樋は付いていましたが、柱の根元の部分で雨樋は終わっていました。
それにより、雨水がベランダ内に垂れ流し状態でした。
せっかくテラスがあるのに水浸しでは・・・と、M様は気にされていました。
延長の雨樋を付けて、雨水が直接排水溝に流れるように設置しました。
次は、
基礎のクラック埋めです。
強力なエポキシ系ボンドでクラックを埋めます。
雨水の浸水を止め、劣化を防ぎます。
そして、すべての作業が完了し、足場撤去です。
キレイに塗りあがった外壁や雨樋にぶつけないように、声を掛け合って慎重に足場を解体していきます。
では、ビフォーアフターは次回、すぐ更新します。
お楽しみにー!
by SEN-MU